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仕事を知る

農業土木とは
「農業土木」と言うと、文字通り読めば、農業のための土木、農業生産基盤整備のための土木技術と理解されることが多いことでしょう。しかし、その内容は多岐にわたります。具体的には、農家や農村地域のインフラ整備をはじめ、地域の未来を考え、農業農村地域を総合的にプロデュースするのが農業土木の仕事です。
また、農村地域の美しい自然や景観の維持も考えながら、防災・減災や生態系保全などトータルな視野も必要とされています。
生きる源となる『食』の舞台を支え、自然との調和を図るのが私たち『農業土木』の使命です。
- 農業土木コンサルタントの主な仕事
- ● 開墾、干拓、灌漑、排水、床締めや客土などの土層改良
● 農業用水の開発・保全
● 農地の開発・改良・保全
● 農村整備
● 農村地域のインフラ整備
● 防災対策
- 農業土木コンサルタントの主な対象
- ● ダムや農村排水などの公共的なもの
● 圃場整備や畑地灌漑などの農家の私有地
農業土木コンサルタントの
おおまかな業務の流れ
1
- グランドデザイン・
計画・立案 -
グランドデザインとは農地のもっと価値あるスペースにするため、
企画立案することです。
2
- 現地調査・測量
-
グランドデザインに基づいて現地調査や測量をします。
現地ではドローンを使用し、土地の状況などを確認します。

3
- 設 計
-
現地調査や測量を元にプランに基づいて設計をします。
Word・Excel・CAD・BIM/CIM・GISなど様々なソフトを使用。

4
- 現場管理
-
設計が完成すると施工業者へ発注します。
現場を管理するのが農業土木コンサルタントの仕事です。


計画されずそのままだった農地

農業コンサルタントの企画で
価値ある農地へグレードアップ
5
- 農家さんへ引き渡し
